外反母趾用のオーダーメイド靴はパラマウント・ワーカーズ・コープがおすすめ

効果があった商品、サービスは?

オーダーメイドの外反母趾用の靴

効果がなかった商品、サービスは?

外反母趾用のサポーター

私の体験談

私は物心ついた時から足の形が悪く変形しており、親から心配されていました。具体的には小指がぐにゃっと曲がってつぶれており形がいびつなのです。

しかし、まだ小さかったのでこれが外反母趾だとは思いませんでした。

中学に上がっておしゃれも少し覚えた時、母と一緒に靴屋さんで靴を選んでいたところ、どの靴を履いても足の先が少し痛くて、それでもぎりぎり履ける靴を買って帰るのですが、それを履いていると15分もしないうちに足が痛くて歩けなくなってしまうのです。

ジンジンと言うような痛みで、足を見ると変形している部分が赤くなっていました。

きっと曲がっている部分がせり出しているので、そこが靴と当ってしまうのだと思いました。

こうなってくると、母も私の足のことを、ただの変形ではなく、外反母趾ではないかと思い始めました。

母自身も、外反母趾でOL時代ヒールが全く履けずに悩んだという経験があります。

母の場合は、もう仕事もしないしスニーカーが履ければいいかと考えていたようですが、せっかくの機会だからと言って私と一緒に、外反母趾のサポーターを通販で探して試してみることにしました。

しかし値段が安かったせいか、サポーターをつけて3か月くらいたっても効果が現れませんでした。

ちょうどそのころ、私は学校に行く靴を、スリッポンからローファーに変えようと思い、デパートの靴屋さんに行ってお気に入りのローファーを見つけて買ってもらい、履くことにしました。

濃い茶色で仲が赤いチェックのかわいいローファーで、はりきって学校に履いていった初日、小指が痛くて痛くて本当に我慢できなくなり、家まで上履きで帰ってしまいました。

お気に入りの靴で、しかも毎日使うために高いお金で買ったローファーが履けなかったのは私にとってはとてもショックなことでした。

この時から何としても外反母趾を治したいと考えるようになりました。

また、母も私の学校の役員になってしまい、きちんとした格好をする機会が断然増えてきたので、今までのようにスニーカーで済まされなくなってきました。母もまた、ヒールが履けるように外反母趾の対策を考え始めていました。

私の実家は、母が健康志向だったので、生活クラブという自然派食品や日用雑貨を週に1回届けてくれるというサービスを利用していました。

普段は食品しか注文しないのですが、たまにカタログを見て生活雑貨の収納ケースを買ったり、CDを買ったりしていました。

ある日、母がそのカタログを見ているとパラマウント・ワーカーズ・コープというオーダーメイドの靴屋さんの広告が掲載されており、「外反母趾の方、無料でアドバイスいたします。

気に入っていただければその場でオーダーメイドの外反母趾用の靴もおつくりします。」と言うような内容のことが書いてありました。

母と話して、少し高いねと言うことになりましたが、一事が万事でこのチャンスで外反母趾が改善されるかもしれないと思うと躊躇せず出向いてみることにしました。

その靴屋さんは、生活クラブと提携して地方を回っているらしく、その日も店舗ではなく隣町のちょっとした集会場の様な場所で行われていました。

最初に入っていくと、先にお客さんが居て、30代くらいの女の人でした。その人が済んで、私たちが職人さんのところに行くと、職人さんが私を見るなり、「ちょっと足首を見せてください」と言って、足首を回したり動かしたりしていました。

そして、「あなたは足首がゆるいんですよ。」と言いました。曰く足首がゆるいと、歩き方が曲がっていたり、歩いてもすぐに疲れてしまったりするそうです。

また、やわらかい靴が苦手で足首を固定するようなブーツなどを履くと安定して疲れずに歩けるとも言っていました。

そのすべてが見事に私に当てはまっていたのでとても驚きました。

足首がゆるくて変な歩き方になってしまい、それによっても元から外反母趾だった足に負担がかかって余計悪化してしまうことも考えられるという事でした。

また、母と私の外反母趾を見比べて、これは遺伝的な物と思われると言っていました。やはりよく見ると同じような変形をしている様にも見えました。

早速、母と私の足を計って、外反母趾でも痛くない靴を作ってもらいました。

母はヒールのあるローファーを私は黒いパンプスを、それぞれ作ってもらいました。

また、私の足首に対しては、テーピングの仕方も教えてくれました。

作ってもらった靴を履いて、母はびっくりするほどヒールが痛くなく履けると言っていました。
私の靴は皮が厚かったので最初は少し痛かったものの、慣れてしまうととても快適でした。

外反母趾は治療することが難しくても、きっちり足を計ってもらって、外反母趾用の靴を履けば痛みなく歩くことが出来るのだと実感しました。

今でも私は、長時間外で歩かなければならない時は、教えてもらったテーピングをしています。

外反母趾自体が改善したわけではないのですが、アドバイス通り足首の隠れるレースアップシューズを履くなどして、快適に過ごしています。