【口コミ】コンフォートサポートソックスを1か月ほど履いてみました。
サンワヘルスデザインの、コンフォートサポートソックスを1か月ほど履いてみました。私が、東京、湯島にある『足と靴と靴下の相談室』を訪れ、1時間にわたる青山 政利先生のフットカウンセリングと靴下の試し履きを経て、コンフォートサポートソックス(CSソックス)を2枚(レギュラータイプとアンクルタイプ)購入してから、約1か月が経ちました。今回は、CSソックスのレビューを中心にお話させて頂こうと思います。
まず、サイズですが、SS,S,N,M,Lの5サイズ(20.0㎝~29.0㎝まで対応可能)のうち、私いはN(23.5㎝~25.0㎝)を、先生に採寸ののち、選んで頂きました。カラーは9色ほどあったでしょうか。一番何にでも合わせやすい、落ち着いたダークグレーを選びました。ただ、ダークグレーと言っても、ややダークグリーン、カーキに近い色味です。
フットカウンセリングから帰宅し、さっそく新しいCSソックスを履いてみました。青山先生から頂いた、『コンフォートサポートソックスの履き方』というチラシを参考に、足を入れます。新品なので、試し履きをしたものよりも、締め付け感が強く、ちょっと履きにくいです。特に指を一本ずつ定位置に入れるのが難しいですね。指を定位置に収めた後も、青山先生に教えて頂いたとおり、指一本一本がつま先まできちんと入っているかをチェックします。
先生がなさっていたように、足の甲側から、裏側から、と優しくソックスを引っ張って、指先の縫い目が、つま先部分に来ているかを確かめてから、指の股に手の指を入れ、足の指を動かして、フィットしているかチェック。そして、かかと部分が、フィットしているかチェック。これでやっと正しい履き方が出来ました。ここまで丁寧に履かないと、せっかくの効果が得られないそうです。履き口のゴムは、きつすぎずゆる過ぎず、丁度良いホールド感で心地良いです。肝心のサポート力、テーピング効果ですが、締め付け過ぎず、適度なホールド感です。外反母趾の角度は、やや和らいだ感じがして、内反小趾の方は、ほぼ真っ直ぐになっています。
第一日目は、昼過ぎから履き始め、夕方にはCSソックスにスニーカーを履いて、4㎞ほどウォーキングをしてみました。歩き出してしばらくすると、むむ?いつもは感じない、右足母趾球あたりの若干の痛みと、両足の足裏のたてアーチの筋肉痛のような痛み、そしてふくらはぎ(というよりヒラメ筋でしょうか)に軽い痛みを覚えました。これは、もしかしたら、CSソックスによって、足裏のアーチが多少なりとも改善され、それに伴って、足の運び方も正しく矯正されてきたのでは?と思いました。その晩は、昼間履いたソックスは、取扱説明書の指示通り、洗濯ネットに入れて洗濯しました。
二日目は、起床後すぐにアンクルタイプを履き、毎朝恒例のウォーキングへ。5~6km歩いたでしょうか。やはりウォーキングの最中の、外反母趾がひどい方の右足の母指球あたりの痛みと、両足のたてアーチの痛みはあります。ヒラメ筋の痛みも同様。
三日目は、昼間に加えて、就寝時にも履いてみました。サポート感がほど良いので、履いたままでも、全く気にならずに眠れました。
…と、このような感じで、ほぼ毎日履き続けてみました。ただし、一日中履いていられるのは、オフィスワークのない日だけです。仕事のある日は、朝のウォーキングの後は、ストッキングの生活。夕方帰宅して、CSソックスに履き替え、ウォーキング。就寝時にも着用、という感じでした。そして約1ヵ月後の私の足は、と言いますと…CSソックスを脱ぐと、外反母趾、開張足、内反小趾、小指の寝指など、もろもろの諸症状の見た目に、特に変化はないように思います。残念!もっとドラマティックな変化(アーチが形成されるとか、外反母趾が軽くなるとか)を期待していたのですが、そう簡単には行きませんね。
そして、初日に感じた母趾球あたりの若干の痛みと、両足の足裏のたてアーチの筋肉痛のような痛み、そしてふくらはぎ(というよりヒラメ筋)の軽い痛みですが、これも相変わらず継続中です。でも、良い方に考えれば、CSソックスが、私の長年の間に身についた悪い歩き方や立ち方を、やんわりと矯正してくれている痛みなのではないかと思えます。
そして、このソックスを履いた最大の収穫は、立ったり歩いたりする時に、足の指をすごく意識できる事です。これは、はだしで歩く時や、普通の靴下、ストッキングを履いている時とは比べものになりません。意識が足の指に向かう事によって、自然と正しい歩き方、立ち方をしようと思いますし、そうすることで、まずは浮き指から改善されていくのではないかと思っています。幸いにも、CSソックスは、かなり丈夫ですから、毎日洗濯をしても、1か月経ってもびくともしていません。ですから、これからも現在のペースで履き続けていき、外反母趾との長期戦に臨みたいと思っています。