効果があった商品、サービスは?
矯正サポーター効果がなかった商品、サービスは?
外反母趾指間パッド私の体験談
自分の指が曲がっていると気がついたのは中学生の時に友人に指がおかしいと言われたからです。友人に足の指が6本あったのではないかと言われた時はとてもショックでした。それまで特に自分の足がおかしいなんて気にしたことはありませんでした。指がいつから曲がっていたのか、それとももともと曲がっていたのか定かではありません。特に痛みも何もなかったので足はこんなものだと思っていました。
中学生になってから学校が革靴指定だったのですが、私は足が大きく革靴のサイズがなく、仕方なくしばらくきつい靴を履いて、履きながら伸ばしていくといった感じで靴を履いていました。なのできつい革靴ばかりはいていました。
靴が伸びるころには靴がボロボロでそろそろ買い替えといったところだったので、結局はきつい靴ばかりはいていたような気がします。
その頃は靴ずれが痛く、外反母趾が痛いとはあまり感じたことはありません。その後大学に進学し特に感じませんでしたが、会社に入社してパンプスなど履くようになってから外反母趾の痛みを感じるようになりました。
基本的に私は靴下も嫌いなもので、冬でも家では裸足で過ごしていました。それなのに裸足でいても外反母趾がズキンと痛むときが多々ありました。それに加え飲み会など靴を脱ぐ機会が多いこと、ストッキングなどで足の形が丸見えになることが多かったので、見せるのが恥ずかしいとさえ思うことが多々ありそれから外反母趾を気にするようになりました。
その頃に外反母趾グッズを購入するようになり、指の間に入れるものやサポーターなどを試すようになりました。
指の間に入れるものは入れてもまったくかわりませんでした。むしろ縦にいれるものでしたが横に入れていたくらいです。そうしないと曲がった親指がまっすぐにならないくらい私の外反母趾がひどかったのかもしれません。
それに比べサポータータイプのものは親指を外に引いてまっすぐするようなタイプでしたので、なんとなく気持ち的にいい感じがしました。
あいにくがっちりしたサポータータイプでしたので、家で裸足でいる時限定で、装着時間が短かったのと結局それをとった時にはもとの状態に戻ってしまうということもあって、時々装着していました。
改善するというよりそれを装着することで気持ちいい状態になるような、若干痛みが減る様な感じです。しかし外反母趾の根本的な解決には全くなりませんでした。
どれを利用しても一時でしたし、気分的なものでしたので結局私は手術することを選択しました。
今では1日で帰れる手術などあるようでしたが、私が外反母趾の手術を受けた当時は1か月入院と3カ月程度ギブスをしていました。ちょうど結婚が決まり、手術のために少々早めに退社を手術をしました。
手術は数時間で終わりましたが、麻酔がきれた後の痛いこと。足先には神経が集中しているから痛いのではと言われましたが、とにかくめちゃくちゃ痛かったです。
2日間ぐらいでしょうか。その後嘘のように痛みはなくなりましたが、しばらくギブスに松葉づえなので、生活はとても不便になりました。ギブスが取れるころに入っていたボルトを取る手術をしてとりあえず完了です。しかししばらくつま先立ちなど怖くてできませんでした。
足の形はとても良くなり、特に誰に見せても恥ずかしいとは思いませんが、手術痕のあたりは数年しびれた感じが続きました。
十数年経った今では痕はあるものの特にしびれもありませんし、つま先立ちもできます。痛みもほとんどありません。もう片方も手術する予定でいましたが、あまりの痛さと生活の不自由さで手術をする気になれずそのままになっています。
先に手術したほうの足の方が外反母趾がひどかったので、とりあえずそのままにしました。
術後は会社もやめてしまったので、パンプスなどのきつい靴をはく機会がほとんどありませんので、片方の外反母趾の足も痛みを感じることが少なくなりました。
たまにスニーカーなどぴったりした靴をはいているとだんだん外反母趾が痛くなることがありますが、以前のように家で裸足でいても痛むということはなくなりました。
結局、靴の選択が外反母趾では一番大切なことではないだろうかと思っています。パンプスを履いて働いていたころは見た目重視の靴ばかり履いていましたが、やはりそれでは足にかなり負担をかけていたのだと思いました。
今は手術した足、手術していない足両方ですが、靴はなるべくゆったりした靴を選んではいています。それ以外特に外反母趾のグッズを使うことはありません。
時々足が痛む時は出ている骨のあたりを揉んでみたり、親指を外側へ引っ張ってみたりしますが、以前より痛みがなくなったのは靴が一番大きいと思います。
根本的治療はやはり手術が一番なのかなと思いますが、外反母趾以外健康な足にメスをいれるのもいかがなものかなと感じることも多々ありました。私のもう一つの外反母趾の足はこのまま足にあまり無理をかけずこのまま付き合っていこうと思っています。